「親はAndroid、子供はiPhone」。この組み合わせ、実は位置情報の管理でかなり苦労しますよね。
我が家でも、子供のiPhoneを制限(ペアレンタルコントロール)するために、管理用のiPhoneを1台用意して対応しています。しかし、「普段自分が使っているAndroid端末で、パッと位置を確認したい」「塾に着いたら自動で通知が欲しい」と思っても、なかなか一筋縄ではいきませんでした。
色々試行錯誤した結果、ようやく「これなら快適に使える」という設定方法を見つけました。
1. 事前準備:まずは「土台」を作る
まずは基本の設定です。ここはすでにお済みの方も多いかもしれませんが、改めて確認しておきます。
- 子供用のGoogleアカウントを作成し、親のGoogleアカウントとファミリー登録をしておきます。
- 子供のiPhoneに「Googleマップ」アプリをインストールします。
2. iPhone側の設定:位置情報を「常に」共有する
次に、iPhone側の位置情報を親に見えるように設定します。
Googleマップアプリでの操作
- 子供のiPhoneでGoogleマップを開き、子供のアカウントでログインします。
- 右上のアイコン > [現在地の共有] をタップ。
- [新たに共有] を選び、期間を [自分で無効にするまで] に設定して、親(自分)のアカウントを選択します。
iPhone本体の設定(最重要)
ここを忘れるとGPSが正しく動きません。
- iPhone本体の「設定」アプリ > [プライバシーとセキュリティ] > [位置情報サービス] > [Googleマップ] を開く。
- 位置情報の利用を [常に] にチェック。
- さらに [正確な位置情報] をオン にします。
これで、親のAndroidの「ファミリーリンク」や「Googleマップ」から子供の場所が見えるようになります。
3. 【難所】「ログインしていません」問題と通知設定
位置情報は見えるようになっても、ここで壁にぶつかります。親のAndroidから「通知(場所の追加)」を設定しようとしても、iPhone端末だと「ログインしていません」と表示され、通知設定がうまく保存できないことがあるのです。
これを解決するのが、今回ご紹介する「合わせ技」です。
解決策:余っているAndroid端末を「設定用」に使う
- 家で余っているAndroid端末(古いものでOK)を用意します。
- その端末で、子供のGoogleアカウントにログインします。
- すると、Googleのシステム上で「ログイン中」というフラグが立ち、親のスマホから通知の設定(学校に着いたら通知、など)が可能になります。
※注意点
ログインして親の画面に表示される端末情報は、その「余っているAndroid端末」のものになります。iPhone端末の情報は見られないんですね。なんだかちぐはぐですが、設定のためだけのものなので気にせず進めて大丈夫です。
4. 設定が終われば、もう予備端末は不要
ログインした状態で、親のスマホから「学校」や「塾」の場所を登録し、通知をオンにします。
一度この設定さえ完了してしまえば、設定に使ったAndroid端末の電源を切っても、ログオフしても大丈夫です。
その後は、子供がiPhoneを持って指定の場所(学校など)に移動すれば、親が普段使っているAndroid端末に「ログインしていません」と表示されていても通知が届くようになります。
もちろんログインしたままでも大丈夫です。むしろログインしたままの状態の方が、子供のアイコンをタップしただけで、現在の位置まで画面が移動してくれるようになるので使い勝手は良いです。
どうも「ログインしていないと正しく設定できない」、だけど「ログイン状態はAndorid端末でしか認識してくれない」、しかし「位置情報だけはiPhone端末からも正常に受け取れる」ということみたいです。
まとめ
iPhoneのスクリーンタイムなどの細かい制限は管理用のiPhoneで行い、日常の「どこにいるかな?」という確認や通知の受け取りは、手元のAndroidで行う。
この使い分けができるようになってから、スマホ管理のストレスがかなり減りました。
「設定画面が出なくて諦めていた」という方は、ぜひ一度、家に眠っている古いAndroid端末を引っ張り出して試してみてください。この記事が、少しでも同じ悩みを持つ親御さんの役に立てば幸いです。
